20代はキャリアやプライベートの分岐点が何度も訪れ、その度に漠然とした不安に駆られ、どう行動すれば良いか分からなくなるもの。
この記事にたどり着いたあなたも何か漠然とした不安やモヤモヤを抱えているのではないでしょうか?
そんなあなたの不安解消のきっかけにしていただけるように、私が不安を解消するまでにとった行動の実体験を参考までにここに記します。
自分の行動を省みて反省点も踏まえて書いていますので、その点も参考にしてください。
【大前提】時は解決しない
いきなり残念なお知らせなのですが、実体験として時間はモヤモヤとした不安を解決してくれません。
不安を解決してくれるのは行動力です。
なぜ不安なのか考えたときに、不安の正体が分からないからだと気付きました。
まずはその不安の言語化を目指そうと思い、そのためには行動なくして言語化は不可能だと考えていました。
もし自分が行動なしで言語化できるような人間だったら、そもそもこのような悩みは生じていなかったんだろうなと思います。
ですので、もしあなたも当時の私と同様に漠然とした悩みでモヤモヤしているなら、まずは行動をすることに意識を置いてください。
取った行動の大枠はとてもシンプルで、視野を広げるでした。
自分の見えている範囲だけではどうしても限界があったので、読書や人との出会いを通じて自分以外の人が見ている世界を知ろうと思いました。
具体的なアクション
ここからは具体的に何をしたのかを書いていきます。
読書
まず私は読書から取り掛かりました。
書籍は著者が自分の思考を言語化してくれているものなので、他人の人生や考え方を知る手っ取り早い手段だと思ったからです。
ただ、自分自身の反省点から注意点としてあなたにお伝えしたいことがあります。
それは、読書は手段であるという認識を忘れないこと。
・どのようなアウトプットを想定しているか
この2点を自分の中で整理できていない限りはむやみに読書しても何にもなりません。
読書が目的となってしまうからです。
特に意識していただきたいのがアウトプット。
理想的なインプットとアウトプットの割合は3:7と言われており、アウトプットにどれだけの時間や労力を割くかでインプットから得られる質は大きく変わります。
SNSなどのオープンな場でのアウトプットや自分だけの日記やノートなどのクローズドな場でのアウトプット。
お好きな方法で構いませんが、とにかくアウトプットするようにしましょう。
インプットだけではモヤモヤは一向に解決せず、むしろ脳内に不安な気持ちが溜まっていきます。
アウトプットを通した情報の整理や他者からのフィードバックでどんどん視野を広げてください。
会話
次に、とにかく多様な人との会話を繰り返しました。
知らない世界の情報のインプットもそうですが、他人との会話はアウトプットの場としても活用できます。
相手のことを知ろうとしたら、大抵の場合は相手も自分のことを知ろうとしてくれます。
自分はどのように思っているのかを話すことで思考の整理の良い場にもなります!
私が話したのはざっくり以下の4つに分類される人たちです。
学生時代からの友人
社会人も数年経つと、会社ごとに得られる経験は大きく変わってきます。
友人の話を通して、自分の勤めいている会社の良い点/悪い点を再認識できますし、それを基に自分の希望に通じているの経験が積めているのか、あるいは積めそうなのか否かを改めて確認することが出来ます。
社会人サークル
自分とは異なるバックグラウンドを持つ人と話す機会を作るのに最も適しているのが社会人サークル。その多様性は友人の集まりの比になりません。
私は社会人サークルでの人との出会いを通してかなり多くのことを学びましたし、実際に色んな生き方を目の当たりにすることができました。

マルチの勧誘とかしてくる人は普通にいるので、それは要注意!!
キャリアコーチング
キャリアコーチングはコーチが持つ正解へ相談者を導くのではなく、その人自身の中から正解を見つけ出すようにコーチングしてくれるサービスです。
自分が望む将来像なんてない!と思っている人でも、コーチングを経たら抽象的な自分の中の概念が具体化し、目指す先が明確になって不安が解消されたという人も多いです。

でもキャリアコーチングってかなり高額だよね…
そうですよね。そこがネックです。
しかし、大抵のキャリアコーチングサービスは無料カウンセリングの用意がありますし、それを受けたからといって強引だったりしつこいような勧誘はありません。
実際に私も無料カウンセリングを受けましたが、実のある時間を過ごさせていただいた後は別に無理な勧誘はされませんでした。
以下の記事で体験記を記してあるので、ご興味がある方はご一読ください。

転職エージェント
ある程度の軸が定まってきた段階で転職エージェントに登録し、話を聞いたり話したりしていました。
このフェーズで登録し、スムーズな転職活動には至ったのですが、モヤモヤを感じた時点で転職エージェントと接点を持てば良かったと後悔しています。
実際に転職エージェントから情報をいただくとネット上の情報とは比べものにならない情報量がありますし、何より自分自身が気づいていない可能性を知るきっかけになるのは大きいです。
漠然とした不安を抱えている方は転職するしないに関わらず、まずは転職エージェントに相談してみましょう。
ただし、登録するエージェントは選ぶ必要があります!
私が話をした結果、上記のような心境の方が登録すべきエージェントとそうでないエージェントは以下のように感じました。
・マイナビ
・doda
などの大手転職エージェント
もちろん、上記はすべての人に当てはまる区分けではありません。
おすすめしないと記載した転職エージェントがダメなエージェントだと曲解しないようご注意ください。
この区分けにしたのは、漠然とした悩みへの向き不向きという観点です。
リクルートやマイナビなどの大手転職エージェントは圧倒的な得意先数で紹介企業の数に非常に強みを持っています。
そのため、やりたいことが明確で、その枠組みで多くの選択肢を提供してほしい人にはこれ以上ないほどぴったりです。
一方でアサインやミライフなどは、まだこの先のキャリア戦略を考えられていないフェーズの人に高い価値を発揮します。
本人の経験や希望を基にどういったステップでキャリアを叶えるのかを考える転職エージェントだからです。
そのため、結果的に転職しないという選択をしても、それが求職者にとってメリットがあることだと思えばそれを受け入れてくれるのです。
モヤモヤを抱えていて転職するかどうかまだ迷っているという段階の人はまずはアサインやミライフの転職エージェントとざっくばらんにお話するのをおすすめします。
とにかく行動するしかない
繰り返しになりますが、漠然とした不安やモヤモヤを抱えていた私がたどり着いた答えは、とにかく行動するしかないでした。
不安を抱えているにも関わらず足踏みしている時間は非常にもったいないです。
特に、あなたが20代の場合、その期間をどう過ごすかで一生を大きく左右すると言っても過言ではありません。
せっかく人生に悩むほど一生懸命生きているのですから、もう一歩踏み出して不安と戦い抜いてください。
ほんのわずかでも私の体験談がお役に立てば幸いです。