転職で年収を上げたい!伸びてる業界への未経験転職で年収は上がるのか

転職で年収ダウンするのか? 転職

転職で年収UPは当たり前。

給料は業界で決まる!

成長産業への転職で年収UPを狙いましょう!

上記は私がSNSで目にする投稿の数々です。皆さんも目にしたことがあるのではないでしょうか?

転職で年収上げたいですよね。
私も新卒で入社した企業が大手だったので、いわゆる年功序列が強く、給料がなかなか上がらないと苦労したのを覚えています。

そこで、給料UPの手段として転職を選択しているのはとても素晴らしい考え方だと思います。
ただし上記SNSの声に関しては若干の注意が必要です。注意点とはこのSNSの声が半分正解で、半分は不正解だということ。

具体的に言うと、例えばあなたが20代後半で年収280万円の場合は、成長産業へ転職するだけで年収UPを叶えられますが、20代後半で年収400万円台とか(平均〜平均以上の水準の給与帯)であれば、成長産業への転職で無条件に年収UPとはいきません。

正確な言葉の理解としては、「成長産業へ転職することで、年収横ばいもしくは一時的にダウンも十分にありえるが、半年ないし1年で年収を上げられる可能性が高まる」です。

この認識を正しく持っておかないと、入社時の年収が希望と一致しないという理由でせっかくのチャンスを無駄にしてしまう危険性があります。
転職後に年収を上げるためにも、まずはその背景を理解するようにしてください!

元転職エージェントとして、これからお伝えするのは本音ばかりのリアルな情報となっています。

基本的な年収を上げられる転職のセオリー

突然ですが、質問です。
あなたが面接官だとしたら、次のAさんとBさんどちらを採用したいですか?

Aさん(現年収500万円、希望年収550万)
メーカーで既存法人営業を5年経験し、5年間の平均目標達成率は120%。
新規営業経験も無形商材の営業経験もないが、成長業界に身を置いて市場価値向上を目指す転職を希望。
Bさん(現年収500万円、希望年収550万)
IT企業で新規法人営業を5年経験し、5年間の平均目標達成率は120%。
3年目からはプレイングマネージャーとして3名のマネジメントも兼任し、チーム目標も達成。自身の業務領域を広げる転職希望。

【前提条件】
・IT企業の営業(新規法人営業)のポジション。
・どちらの方も現年収は500万円で希望年収は550万円。
・採用できるのは1名のみ。

どうでしょうか?
Bさんを選びませんでしたか?

Aさんについては結果を出しているのは分かるものの、未経験業務のため実際に活躍してくれそうかは正直わからない。にも関わらず年収は現職以上を希望している。経験はないけど年収を上げて採用してくれと言っているわけです。
それに対して、Bさんは業務経験だけでなくマネジメント経験があるため、プレーヤーとしてもマネージャーとしても、どっちの面でも活躍してくれそうなイメージは湧きますよね。だからこそ、年収アップの希望も理解できます。

年収を上げる転職のセオリーは、これまでの経験を活かすキャリアアップ転職です。
冒頭の「成長産業への転職で給与UP」のパターンを目指す人は基本的にはAさんになってしまいます。

つまり、逆を言うと未経験転職で転職時点で年収を上げるのは結構ハードルが高いということです。

一見すると当たり前のことを言っているように思うかもしれませんが、実際にいざ転職活動をする時にこの考えが抜けている人は非常に多いので要注意ください。

成長業界への転職(未経験転職)で認識しておくべき点

そうなると最初に入った会社で全てが決まるのか?と不安になったのではないでしょうか。
ご安心ください。多少影響する部分はありますが、全てではありません。

ただ、未経験転職をする際に持っておくべき認識はあります。

年収は良くて据え置き(普通にダウンもある)

まずはこちら。
既に上述していますが、年収は良くて据え置きです。
むしろ、企業フェーズ(ベンチャーの中でも初期段階とか)によっては普通にダウンします。

ただし、成長している業界は各企業の成長スピードが速い傾向にあるので、そのスピード感に応じて昇進スピードも速くなっています。
きちんと成果を上げることで一時的に年収ダウンしたとしても、入社後に成果を出すことで半年や1年で現在と同水準かもっと上まで上げられる可能性も十分あります。

「成長産業への転職で年収UP」というのは、この段階まできて初めて叶えられます!

注意点として、昇進のスピード感は企業によって様々なので、業界の中でもどの企業を選ぶのかは慎重になりましょう。

実績やスキルは必要

いわゆる“伸びている業界”は積極採用の傾向がありますが、誰かれ構わず採用しているわけではございません。

そこで、未経験転職で業界や職種を変える場合には実績やスキルは必要になります。(もちろん、両方あるのがベストです!)

未経験転職者はポテンシャル要素が強い採用のため、企業は求職者が3ヶ月で成果を出してくれる人かどうかを選考の中で見極めます。
そのためにも、
・どんな成果を出している人なのか
・その成果を出すためにどのような行動をしてきたのか(=再現性を持って自社で活躍してくれそうか)
は必ず見られるポイントとなります。

成長業界(未経験転職)への転職で年収アップを成功させる鍵

以上のことから、成長産業への転職で年収アップを成功させるには、一旦は年収現状維持あるいは年収ダウンを受け入れる覚悟を持ったうえで、次の2つが鍵となります。
①評価制度(昇進・昇給)が整っている企業選びをするための情報収集
②選考で評価されるための経験やスキルの棚卸

大抵の場合、お仕事と並行しながら行う転職活動。これらを満足にこなすのは難しいですよね。
そこで活用するのが転職エージェントです。
転職エージェントは転職のプロなので、企業情報やアピールポイントとなる経験やスキルの相談に対し的確な情報提供やアドバイスをくれます。無料で活用できるサービスなので、使わない手はありません。

転職エージェントにはざっくり2つのパターンがあります。

分業制の転職エージェント

まずは分業制の転職エージェントです。
何が分業になっているかと言うと、求職者に対して転職活動を支援する「CA(キャリアアドバイザー)」と法人に対して採用活動を支援する「RA(リクルーティングアドバイザー)」の業務です。
分業制の企業は大手企業の傾向にあり、とにかく案件数が欲しい方にぴったりです。

メリット
・求人数が多い
分業を組まなければ効率的に回せないほどのクライアントがいるということなので、紹介される求人数は非常に多い傾向にあります。

デメリット
・企業のことは伝聞内容になる
エージェントの方から聞く内容は生の声ではなく、あくまでも伝聞内容になるので、詳細を聞いた場合に「担当に確認しますね」となりがちなので、往々にして情報収集に時間が掛かります。
・数打つ戦法になりがち
案件数が多いのに比例し、とにかく数で勝負する転職活動になる傾向にあります。

両面型の転職エージェント

続いて両面型の転職エージェント。
こちらは上記の「CA(キャリアアドバイザー)」と「RA(リクルーティングアドバイザー)」を各エージェントが兼任しているので、企業に関する情報が伝言ゲームではなく、よりリアルな情報収集が可能です。
手厚い支援や深い情報収集を求められる方にぴったりです。

メリット
・企業情報を深い部分まで聞くことができる。
各企業とのコネクションも強く、内情を結構詳しく教えてもらっていることが多いです。
それに、両面を担当しているからこそ各企業の説明にも慣れていて、求職者が気になる大抵の情報はカバーしていることが多いです。
・面接対策が手厚い
企業側も担当しているからこそ、表面的な面接対策ではなく、実際に評価される伝え方や立ち振る舞いなどの本質的な面接対策を実施してもらえます。

デメリット
・分業制のエージェント企業に比べると、エージェント企業のネームバリューがない
両面型の転職エージェントは分業制の企業に比べると、まだ企業フェーズが若い傾向にあります。そのため、転職エージェントの企業名を知らないこともザラにあります。そこにこだわりがある方はデメリットに感じると思います。

個人的なおすすめ転職エージェントは「アサイン」

上記を踏まえ、私が個人的におすすめする転職エージェントは「株式会社アサイン」です。

同社は両面型の転職エージェントのため、集められる情報の質はかなり高いです。
紹介先としてもNTT DATAや日立製作所、PwCコンサルティングなどの有名大手企業から、知名度こそないもののエージェントだからこそ紹介できる隠れ優良企業まで幅広い案件を所有しています。

面接対策も手厚く対応してくれるため、未経験転職をして1年後には年収を上げるという目標を叶える場合には活用する意味が十二分にある転職エージェントとなっています。

以下より無料で相談できます。

アサインについてのおすすめポイントを書いた記事はこちら↓

圧倒的おすすめの転職エージェント!アサインで転職の先まで見据えたキャリア形成!
企業や業界情報を熟知し、転職者のことを考えて手厚い転職支援をしてくれるエージェントがいれば転職活動が成功すると思いませんか?転職エージェント不要論が叫ばれる昨今、むしろ転職エージェントをうまく活用しなれば転職は失敗してしまいます。筆者が圧倒的に胸を張っておすすめする転職エージェント「アサイン」の魅力をお伝えいたします。

【番外編】ぶっちゃけこのような人の支援は注力しません。

最後に番外編です。

転職エージェントも人間なので、正直に言うと全ての人に平等な支援は出来ません。

ただ、そこの判断基準ってその人のスキルとかよりも人柄をベースに判断することが多いんですよね。SNSの声全てを鵜呑みにして横柄な態度を取っていると、注力しない人認定され、結果的に転職の成功率は下がる傾向にありますのでご注意ください。

以下は実際に注力しなかった人の実例ですので、ご参考にしていただけますと幸いです。

転職エージェントを使ってやっているという上から目線

現職で成績を出されている、優秀な方に少し多い傾向にあります。
自分はどこでも通用する人間だという自負により、完全に上から目線の方です。

転職エージェントと求職者は上下関係ではなくパートナー関係です。
“転職エージェントを使ってやっている”わけでもなければ、“転職を支援してあげている”わけでもないです。言葉にはしなくても、態度や言葉使いで気がつきますので細かい振る舞いはご注意ください。

ネットの知識を最優先して目の前のエージェントを軽視する

インフルエンサーから学んだ知識を基にお話いただくのは良いのですが、あなたがその時に話をしているのはネット上のインフルエンサーではなく、転職エージェントです。

「ネットではこう書いている!」と頑なに自分の主張のみを押し通すのではなく、目の前の人はどういう考えで自分をサポートしようとしているのかも考えるようにしてください。

転職エージェントをうまく活用して成長産業へ転職して給与UPを!

まずは成長産業へステージを移したい場合は一旦年収を下げる覚悟を持つことも大切だということは覚えておいて欲しいです。
入社後はあなたの努力次第でガツっとあげることができるので、あとは自分次第です。

転職エージェントをうまく活用して給与が上がる転職を叶えてください!

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