固定残業代はブラック企業の証拠?!嘘に騙されずに判断しよう!

固定残業代はブラック企業なのか 転職

昨今、給与に関する情報の中で固定残業代が記載されている求人が散見されます。

固定残業代はブラック企業の証拠だ!

ネットで検索するとこのような声ばかりで不安になりますよね。

ただしこれ、少し情報が古いです。一概にブラック企業だとは言えません

私自身固定残業代の企業で働いていますが、ホワイト企業ですよ!

フルフレックスを導入している企業では固定残業代を導入する傾向にありますから、「固定残業代=ブラック企業」と決めつけるのはむしろもったいないです。

確かにひと昔前はフルフレックスが浸透しておらず、ブラック企業寄りの長時間労働になっている企業も多かったです。
時代は変わってフルフレックスで固定残業代を導入している企業も増えました。

これはむしろ働きやすい環境です。

今回の記事を通して固定残業代について正しい知識を持って企業選定をしてください♪

★今回のポイント
✔️固定残業代支給は必ずしもブラック企業というわけではない
✔️正しく見極めればむしろ労働者にとってもメリットがある
✔️賞与のベースは基本給なので残業代が含まれない

固定残業代のメリット

固定残業代には企業側、労働者側どちらにもメリットがあるから導入しているというケースが一番多いです。

【企業側】残業代の管理が楽

人事部の手間削減で固定残業代支給をしている企業は多いです。

このようなパターンは以下のような企業なことが考えられます。

1.組織が大きくなり、人数が増えるにつれて残業代の管理が大変になってきた企業
2.フレックスタイムが活用されている企業

 

これらのような企業の場合、あらかじめこれ以上は残業しないだろうと予想される時間を設定して固定残業代を支給することで人事部の手間を減らしています

つまり裏を返すと、
固定残業代30時間分の場合は「残業が発生しても、まぁ30時間は超えない」が会社としての見解であるということです。

なので、固定残業代の時間よりやや少ない時間が平均残業時間になると考えて良いでしょう。

ちなみに、残業時間が20時間/月の場合、1日の残業時間の目安はおよそ1時間程度です。

【労働者側】残業しなくても支給される

労働者は決められた時間分は支給されるので、残業が少なければ少ないほど得した気持ちになります。

そのため、固定残業代で働く人は効率的に仕事をしようと考える傾向にあります。

効率化の過程はその人の工夫が現れるところであり、効率的に高いパフォーマンスを発揮した人は結果的に転職における市場価値が上がり、次の転職が楽になるという副産物を手に入れられます。

なぜ固定残業代はブラック企業だと言われるのか

固定残業代の企業は一概にブラック企業だというわけではないと言いました。
それなのになぜ固定残業代の企業はブラック企業だという声が多く上がっているのでしょうか。

理由は大きく以下の2点だと考えます。

固定残業代分は残業させられるという主張

固定残業代分は残業させられることが決まっているからブラック企業だという意見がかなり見当たりました。

「固定残業代30時間分支給とある求人は残業してもしなくても残業代を企業が支払うことになるから30時間残業させるに決まっている!」という主張です。

この主張をする人が経営に回ったらかなり恐ろしいですね(笑)

ただ実態は上に書いたように残業代の管理が楽だからという理由で導入している企業が多いので安心してください。

給料を嵩増しして見せているという主張

給与の中に残業代がすでに含まれているからそれなりに見えるけど、実は安月給で雇われているという主張です。

これは半分は思っている通りです。
ただ、求人票には残業代抜きの基本給も記載されているので、必ず世間相場と大きく乖離がないかを確認しましょう

そこで基本給自体が相場的に普通の価格帯であれば別にブラック企業ではありません。

固定残業代のデメリット

固定残業代のデメリットも理解しておきましょう。

賞与のベースは基本給

これに限ります。

賞与は基本給がベースになるので、毎月の給与における固定残業代の割合が大きければ賞与の額は期待できません。

このデメリットは認識しておきましょう。

この固定残業代支給の企業は選んでOK!(主観です)

このブロックは完全に私の主観なので参考程度に読んでください。

固定残業代支給の企業でも、以下のような企業は選んで大丈夫だと思います。

固定残業代30時間分以内

上述の通り、基本的に固定残業代に含まれる時間のやや少ない時間が日常的な残業時間の平均だと思います。

そのため、30時間よりやや少ない時間となると20時間前後と想定し、1時間/日くらいの残業です。
この程度は個人的には全然許容範囲だなと思います。
※「1分たりとも残業したくない!定時帰宅しか無理!」という方はやめておくのが無難です。

注意点として、固定残業代が60時間とかだと労働時間が長い企業の可能性があります
やや少ない時間でも45時間とかなので。
45時間の残業は1日あたり2時間ちょっとの計算なので結構残業したなという感覚になると思います。

超過分は追加支給の記載がある企業

固定残業代支給分の時間を超えたら追加支給するよ、という会社は問題ないです。

基本は超えないと思うけど、繁忙期とかトラブル対応で超えちゃう月があればケアするからねという意思表示をしてくれている企業ですよ。

ブラック企業か見極めるにはエージェントに頼るのが一番

以上のことから、固定残業代支給の企業が必ずしもブラック企業とは限らないことは理解いただけましたか?

ただ、固定残業代に限らずブラック企業というのは日本にまだまだ潜んでいます。

そんなブラック企業に就職しないためにも転職エージェントはうまく活用しましょう

転職エージェントは求職者が転職さえすれば良いからブラック企業を勧めてくる!

このように主張する怒りん坊さんもいますね。

確かにブラック企業だろうと何だろうと紹介する転職エージェントもいます。
ただし、転職支援者の早期離職は契約によっては返金対応もあるので、多くの転職エージェントはブラック企業は避けて紹介してくれます
ブラック企業との付き合いは転職エージェントとしてもメリットないですしね。

中でも以下の転職エージェントはホワイト企業の紹介に定評があるので、安心してご利用いただけます。

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